一歩前へ

欧米人で犬の介護をしてる人はいないらしい。
痛い思いや辛い思いをさせるなら
そうなる前に安楽死をさせるから。

だけど欧米人は自分に対しても同じ考えなので
脳死状態になった時のために
内臓提供のドナー登録をしている人が多い。

欧米人と日本人の考え方は違う。
どちらが正しい考え方かなんて私には解らない。
どちらも正しいと思うから。

最終的には嵐の延命治療はしなかった。
まだ助かった命かもしれないけど
天寿をまっとうさせた形となった。
後悔している。

夜鳴きをするから入院させるのが恐かった。
入院するとは限らないのに。

犬は頭の良い動物だから自分の死ぬ日が分かると
エサを食べなくなり3日以内に旅立つ。
死ぬ覚悟を決めた犬に延命治療をしてはいけない。
覚悟を決めたのだからそうさせてあげるべきだ。

この2つが私の決断を迷わせた。

先を読んでちゃんと決めておくべきだった。
自分なりの信念を持っておくべきだった。
ちゃんと決めていれば悔やむことは無かった。

こんな飼い主に出会ってしまった嵐は不運だった。
年老いたらどうすべきかをちゃんと考えていて
もっとお金や時間にゆとりがある飼い主さんに
出会っていたほうが幸せだったはず。

でも嵐にとって悪い事ばかりではない。

嵐はうちに来たから一匹で留守番をすることなく
父に毎日世話をしてもらえてきた。
歩けなくなっても、エサを食べさせ、夜鳴きにつき合い
乳母車で散歩にも連れて行ってもらえた。
それに嵐はよく私たちに『ありがとう』と言っていた。

嵐は幸せだった。
勝手にそう思うことにした。

さぁそろそろ私も嵐からもらった勇気を持って旅立とう。
寿命がくるその日まで頑張って生きていこう。

007youme.jpg
写真は2010年4月
数少ない私と嵐のツーショット写真
カメラ嫌いの嵐が一緒に写真を撮ろうねと言ってくれた。
この時も『ありがとう』と言ってくれた。
葬儀の時この写真を嵐に持たせました。
宝物にしてくれてたらいいな。
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[ 2010/05/30 16:10 ] ペットロス乗り越え | TB(0) | CM(0)

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